2級整備士コスパ良整備ブログ

二級整備士の使える日常ブログ

dトラッカー125 バイクの リア ブレーキパッド交換

f:id:Hiro88:20220728150641j:image

 

今回は、dトラのリアブレーキパッドの交換を

超簡易的に行ったので

読んで参考にしてもらえたら嬉しいです

 

以前他の記事で書いた通り、

 

全然データ管理などはしていない

バイクなのですが

なぜ今回、交換に至ったかというと。。

 

ある朝、通勤中に会社について

リアブレーキをかけた途端

『キ、ギィー』とママチャリかと思うような

音が鳴り響いたんですよ

 

まぁ、以前からザザーみたいな音は

鳴ってたのでパッド減ってきたかなぁ

ぐらいには思ってたのですが

完全に鉄と鉄が擦りあってる音が

鳴ってしまったんですよね

 

ここが限界かと…

パッド残量を見てみると

どこからがパッド?という状態だったのですが

f:id:Hiro88:20220728151037j:image

 

今日外してわかりました。

 

そんなところでこれから

交換作業、書いていきます。

 

まず、必要な物は

 

新しいパッド(今回はデイトナ赤パッド)

 

キャリパーボルトを外す 六角棒レンチ

パッドのピンを外す 六角棒レンチ

 

 

今回急遽合わせ技として使った

メガネレンチ

 

気になっちゃう人向けシリーズ

パッド、ピン用のシリコングリース

パーツクリーナー

トルクレンチ

 

以上ですかね。

 

正直、私は気になっちゃう人向けシリーズは

使ってません

簡単な清掃のみです

カピカピだったらグリスも必要かと

思いますが

大丈夫そうなのでこのままいっちゃいます

(自己責任で)

今後、不具合出たら追記します

 

作業時間自体はすんなりいけば

5分〜10分ぐらいで終わるかと思います

 

まず、キャリパーボルトを緩めます

ってここでつまずきかけました

六角レンチがちっちぇえんです

f:id:Hiro88:20220728151216j:image

 

太いくせに長さがないので

力がかからない…

しかしここでレストア整備士時代の

経験が役にたちます

 

六角レンチにメガネを合体させて

ロング化するんです

f:id:Hiro88:20220728151201j:image

 

 

マジメな人には怒られそうですが

まぁ、緩めばいいんですよ。笑

 

 

ここでもうひとつ書いておきたいのは

緩めるだけです、外しません

ここで外してしまうと

パッドがついてる

ピンを緩めるのが若干大変だからです

 

次に、ピンを緩めます

f:id:Hiro88:20220728151233j:image

 

キャリパーボルトとピンの

4本を緩める事ができてから

キャリパーのボルトを外します

キャリパーが外せたら

f:id:Hiro88:20220728151259j:image

 

ピンを抜き、パッドを外します

 

f:id:Hiro88:20220728151322j:image

 

ここでわかったんですが

パッドの厚みがわからなかったんではなく

パッドなど存在していなかったんですよね

ただの鉄の板と化していました。笑

 

新品のデイトナ赤パッドと比べると

笑っちゃいますよね

f:id:Hiro88:20220728151347j:image

 

ただの楽器みたいな状態で走ってました。

 

とりあえずこの状態では

キャリパーのピストンが上がりきってますんで

ピストンを押し戻す必要があります

 

一応、専用工具とかありますが

今回は、キャリパーがキズつかないように

古いパッドをセットして

f:id:Hiro88:20220728151407j:image

 

マイナスドライバーで押し戻すだけで

簡単に戻ってくれました

 

今回は

一度この状態で軽く清掃しました

オーバーホールではない分

ゴムを痛める可能性があるパーツクリーナーは

使わず

簡易清掃のみです

 

そして、新しいパッドを装着するのですが

ほんとはここで

パッド裏にシリコングリスを塗ります

ただ、調べると ここのグリスは静音性の

ために塗るとの事だったので…いらねぇ。

(自己責任で)笑

 

こはちょっとなれてなかったら

手こずるかもですが

片側のピンを先に差し込んで

ある程度、位置決めをし

もう片方を差し込む感じです

 

f:id:Hiro88:20220728151448j:image

 

ここのピンにもほんとはグリスを塗るべきです

パッドよりもこっちは結構動きますしね

f:id:Hiro88:20220728151522j:image

今回は古いグリスでカバーしたぐらいです。笑

 

そして、装着が完了したら

キャリパーを

ブレーキディスクに押し当て、ぐりぐり

押し開けつつ

装着します。

 

全体的に装着するときは

各所、あそび があるので

仮締めで様子をみながら

後で本締めになります

 

ここも気になる人は

トルクレンチで締めてください

僕は必要ない派ですが

(異変に先に気づく心がけが必要ですが)

まぁ、トルクレンチ持ってるんですけどね

何年も使ってないんで

めんどくさいんです。笑

 

増し締めが、完了したら

試しにブレーキをかけてみて

異変がないか

ピストンを押し戻した際に

オイル漏れなど起きてないか

f:id:Hiro88:20220728151537j:imagef:id:Hiro88:20220728151546j:imagef:id:Hiro88:20220728151601j:image

チェックはしっかりしましょう

なんだかんだズボラな事かいてますが

最後はしっかり確認してから

終わらしてください

 

作業はこれで完了となりますが

あとは、試運転ですね

またおかしな事や

デイトナ赤パッドのレビュー

があれば

追記していきたいと思います

 

今回は最後まで

お読みいただき、ありがとうございました!

f:id:Hiro88:20220728151657j:image