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自転車 簡単 パンク修理 お金かけたくない編

社内の後輩の自転車がパンクしたため

修理しつつブログネタにさせてもらいます

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やっぱりできるだけ

お金かけずに簡単にやりたい方

多数だと思うので

自己責任にはなりますが

ここで私のやり方を紹介したいと思います!

 

今回、修理するのは

26インチの自転車…THEママチャリですね

しかも前輪のパンクになるので

めちゃくちゃ簡単に作業できちゃいます

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私は幼稚園児の頃から

ファミコンのハンダ付けをさせられたり

自分の自転車の修理は自分で行ったりしていたので こうゆうシンプルで達成感のある

作業は好きだったりします。

 

というのもあり、ほんとに簡単で

おススメなのでぜひタイミングがあれば

やってみてください!

 

パンクを発見したのは

朝、出勤してから

敷地内にある自転車のタイヤが

ペチャンコになっていました。。

誰がなにか刺したとか踏んでしまった

という感じではなかったので

 

犯人探しはおいといて…

一度、家にパンク修理キットもあることだし

解体してみようと思いました

 

まぁ自転車は特に

多いパターンだと思います

ある日見たら空気が抜けていた…です

 

とりあえず社内でやると

写真も撮れず一瞬で

作業終えれてしまいそうなので

前輪を外し、チューブだけの状態に解体して

自宅に持ち帰ります。。

 

まず、前輪のシャフトをフロントのアーム

部分に止めてあるナット2個を緩めます

自転車によりますが、これは14mmの

ナットでした。

 

ここで注意したいのは

ナットの下にライトステーや

なにかしらの留め具などが入っていますので

この状態を写真でとっておきましょう

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後は、なんの力もいらず

外すのみ ですね

 

とりあえず、順番としては

 

チューブを取り出す

 1.タイヤの空気を抜く
2.タイヤとリムの間に隙間を作る
3.レバーを使ってタイヤをはずす
4.チューブを引っ張り出す

 

パンク穴をふさぐ

1.水の中に入れてパンク穴を探す
2.サンドペーパーでこする
3.ゴムのりを塗る
4.パッチを貼る
5.パッチを圧着させる

 

チューブを戻す

1.チューブに空気を入れる
2.バルブを差し込む
3.タイヤのビート部をリムに入れる
4.チューブに空気を入れる

 

ですね

それとそれに際して

 

【必要なもの】

パッチ
ゴムのり
紙やすり
空気入れ

タイヤレバー(あれば)


必要な道具を一つ一つ揃えるのが

よくわからない、面倒という方には

パンク修理セットなるものもありますよ

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それでは作業していきます。。。

 

・タイヤの空気を抜く

タイヤ、チューブを

リムから外す必要があります

パンクしてるので

ほぼ抜けてるとは思いますが

最初に空気を抜いてしまいます。

 

空気を入れる所のバルブを

抜けば空気が抜けます。

バルブ固定ナットをはずして、チューブをリムからはずせるようにしておきます。

 

・タイヤとリムの間に隙間を作る

リムとタイヤの間に指を差し込み

タイヤとリムの間にすき間を作ります。

このとき、マイナスドライバーや鉄のレバーを使うと中のチューブを傷つけてしまうので

 

もはや最初から手でいきましょう!

ママチャリや普通の自転車であれば

簡単に外れると思います。

 

とりあえず、タイヤのサイドウォールの片側をはずせば、チューブは引っ張り出すことが可能です。

 

・チューブを引っ張り出す

次はバルブをリムからはずしてチューブを引っ張り出します。

 

出す事ができたら

どこに傷があるかを調べていきます。

空気漏れの場所を探すために、

バルブに虫ゴムを刺し

再度チューブに空気を入れておきましょう。

 

洗剤液などかけていくと

穴が開いていたら中の空気が押し上げて

泡が発生します

(洗剤がなければ汚いけどツバでもいけます)

 

2.サンドペーパーでこする

チューブについた水分や汚れを拭き取り、

穴が開いていた箇所を

サンドペーパーでよくこすって

ざらざらにします

 

3.専用接着剤を塗る

サンドペーパーで削ってざらざらにした部分に、ゴムのりを薄く塗り付けていきます。

塗った後、そのまま約2~3分待つと、接着剤が乾いてきます。

 

4.パッチを貼る


パッチの裏のアルミシートをつまみ、保護フィルムを引っ張ると自然にパッチがアルミ箔より離れるので、アルミ箔側がチューブに貼る面になるようにして貼り付けます。

貼る時は開いてる穴にパッチがしっかり

覆うようにします

 

5.パッチを圧着させる

パッチを貼った後は、近くにある道具の柄でこすったり指で押さえたりなどして、チューブとパッチを圧着します。しっかり圧着できたら

フィルムをはずして

しっかり貼れてるか確認します。

今回は心配だったので

パッチをマスキングテープで巻いて

さらに空気をいれて

チューブ自身で圧着してもらいました

 

 

 

・ チューブをリムに装着する


補修が完了すれば、チューブをタイヤの中へと戻していきます。空気漏れがなく、しっかりと修理が完了しているか

チューブがねじれてないか

確認しつつ作業します

 

 

 

2.バルブを差し込む

リム(タイヤの枠)のバルブ口にバルブを差し込み、チューブをタイヤとリムの間にはめこみます。チューブがねじれないよう注意して下さい。

3.タイヤのビート部をリムに入れる

外に出ている方のタイヤのビード部(タイヤの耳の部分)をリムに入れていきます。

タイヤのビード部とリムの間にチューブがはさまらないよう注意して下さい。

最後はかなり力が必要ですが、チューブを傷つけないよう道具を使わず手で丁寧にはめ込みます。

 

4・チューブに空気を入れる

チューブに少し空気をいれ、バルブ固定ナットでバルブを固定しておきます。

ちなみに、バルブがまっすぐに立っていなければ中でチューブがズレてます

このまま乗るとまたパンクの原因になりますので気をつけてください。

 

最後に最初に撮ったボルト位置などを参考に

つけていき、固定ナットを締めるのを忘れずに。

 

今回のもそうですが

チューブの穴の位置をみると

リムがチューブを開けたとわかりやすいぐらい

均等に二つ穴があいてました。、

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空気が少ない状態で段差を乗り越えたり

悪路を走ったりすると

またこのようにパンクしてしまうので

日々こまめにある程度の空気圧調整や

点検は必要という事ですね

何事も早期発見のほうが

楽に対処できますよ…

 

それでは良い自転車生活を!