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バイクのリアブレーキホース交換 dトラッカー 125

 

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ブレーキホース交換の続きやっていきたいと

思います!

 

ホースは取れている状態なので

外した逆の手順で取り付けていくワケなのでが…



ここでひと工夫というか

いままでの経験上、純正品って素晴らしいんですよね。

無理なく使えるのならやはりつかっておきたいので

こちらのボルトは純正品を

そのまま使いました

もちろんワッシャは新品をつかいましたが

ふとした時に純正品でよかったと思うんですよねー。



f:id:Hiro88:20210911223429j:image右二本が、社外品です

 

ホースの取り付けが完了したら…

リアキャリパに先程の

耐油ホース、廃油受け、メガネレンチ

を、セットして


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タンクにブレーキフルード

なみなみにいれます

本体にゲージなど書いてますが

ここでは無視して

タンクが空にならないように

多めに入れておきます

 

タンクから空気が入ると

エア抜きやり直しになってしまうからです

 

ところでエア抜きとはなんぞや

という所ですが、

 

このバイクは油圧ブレーキになるので

油圧をかけてブレーキをかけたいわけです

そこに空気が入り込んでいると… 

適正な圧力がかからず

ブレーキが作動できないのです

 

そうならないために 

きっちり"エア抜き"をするわけですね

 

手順ですが…

1、ブレーキペダルを数回踏み込む

2、リアキャリパのニップルをゆるめる

3、ブレーキペダルは踏み込んだままニップルを閉める。

↑を繰り返していき

キャリパのニップルに接続したホースを

流れるフルードに泡がなくなった事を

確認するまでやります。

 


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フルードタンクを固定するのが

大変なので

今回はちょっと変な格好になりながら

右足でペダルを踏み、

右手でタンクを持ち

左手でニップルを緩める 

ようにしてみました。


5分ぐらい?やってると

だんだん踏み込みが硬くなってきます

 

泡がなくなったのを確認したら

ニップルを締めてください

 

それからブレーキフルード

規定の量タンクにいれて

もとの

ステーの手前に取り付けます
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全て外した所を閉めたら

完了といいたいところですが

 

フルードは 塗装を溶かします!

しかし落ちにくいものではありません

水を吸収しやすく溶けやすいので

軽く洗車してあげたら落ちていきます

 

今回作業したボルト付近も

きれいに拭き取っておきましょう

後で滲みや漏れがないか確認するためです。

 

走行前にも手で押して

ブレーキがちゃんとかかるかやってみてから

走り出してくださいね



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それでは今回はこの辺にしておきます 

基本的なやり方は油圧ブレーキのバイクなら

同じです

dトラッカー以外にお乗りの方や

色々な方にお役に立てたら光栄です

お読みいただきありがとうございました

 

↓今回使用したブレーキホースはこちら↓